DrumsRecording ドラムのレコーディング~マイク選び編~

■ドラムレコーディング~マイク選び編~


ここでは私が特に何も指定が無い場合に使用しているマイクを書きます。
ジャンルはロック~ポップスです。


BD : MD421 (ゼンハイザー)
SN 上: SM58 (Shure)
SN 下: SM57 (Shure)
HH    : C-451 (AKG)
TOM   : D112 (AKG)
Cymbal:C-414ULS (AKG)
TOP(O/H)  : 無指向のコンデンサー・マイク



スタジオによってはU87とかU47tubeとかが使えるところもありますが、あまりビンテージマイクなどは参考にならないのでここでは紹介しません。




・スネアに使うSM58ですが、ウィンドスクリーン(丸い頭)を外して使います。
基本的にSM57とSM58は中身は同じと言われていますが58の方が音が太い気がしますので使っています。57でも全く問題ありません。


・あえてシンバルと書いてある414ですが、75Hzのローカットを入れる事が多いです。


・TOPで使うマイクですが無指向のコンデンサーマイクがあればベストですが無ければ単一指向マイクでも良いです。できれば真空管マイクが理想です。
このマイクはアンビエンス的な目的ではなく全体を拾うワンポイントマイクという位置付けです。
ドラム全体をバランスよく録れるポジションを探します。
大体はドラマーの真正面、顔の高さほどで距離は1Mくらいです。




■注意点

よくサンレコなどの雑誌に「トップマイク2本で全体を狙う」という記述を見ますが

↓こんなの↓


Dr003jpg_2


これはアマチュアやインディーズのレコーディングではお勧めしません。

理由はトップ2本でバランス良く録音できるのはドラムのチューニングやプレイが非常にレベルが高く仕上がっている場合のみで、何もしなくても良いバランスになる条件はドラムが上手いトッププレーヤーの場合のみです。

ですのであまり録音経験が少ないバンドやミュージシャンの場合は全体ではなくシンバルを中心に近めに分離よく狙う事をお勧めします。
バスドラやスネアが遠くに聞こえてしまいますよ。

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Drums_topjpg

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