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2010/06/04

アシスタントエンジニアについて

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■アシスタントエンジニアについて その1



■アシスタントエンジニアについて その2


■アシスタントエンジニアについて その3


■アシスタント時代 何を学ぶべきか?


■アシスタントエンジニアを目指すのに必要なこと






当サイト『レコーディング・エンジニア講座』に掲載されている記事、図形、写真、情報など無断転用はご遠慮ください。著作権はサイト管理者またはその情報提供者に属します。


2010/06/03

アシスタントエンジニア目指すのに必要な事

よくレッスンの生徒さんやレコーディング業界に入りたい学生などに
「アシスタントでスタジオ入るには何勉強すればいいですか?」
と質問されます。


うーーん 難しい質問ですね。


大きいスタジオになればなるほど人事を決めているのは
現場以外の人なわけですが
現場のスタッフが決めるなら多分


1、やる気
2、性格
3、見た目
4、器用さ
5、その他



だと思います。


ハッキリいってProToolsが操作出来る とか ライブハウスのバイトしてました
とか ○○専門学校出てます とかは
何の役にも立ちません。キッパリ


むしろ言わない方が良いと思います。


新人で一番厄介なのが自己流が染み込んでる人。

「前教わったのは違いました」
「わかってます。こうですよね?」


なんて浅い知識で知ったようになっている事です。


スタジオによって手順や方法が違いますし、知っていると言えば教えてくれない場合もあるので、素直にいちから教わる姿勢を持ちましょう。
ProToolsの操作だってスタジオのアシスタントはマウスも使わないくらいショートカットの嵐ですよ!
半田付け作業は出来たほうが良いですね。
結構重要です。


あと駄目なのは「でも・・」「多分・・」という言葉を使う事。
不信感や不安感を産む事になりかねません。


逆にあると便利な能力は語学力ですかね。
英語を喋れると有利ですが、これもある程度のレベルじゃないと逆にトラブルになるので気をつけて下さい。




最後にもうひとつ

私事ですが見た目の特徴がある人が良いです。
何故かっていうとお客さんにも覚えてもらえるし目立つからです。
身長190cm、金髪、服が奇抜、夏でも革ジャン などインパクトが有って覚えてもらえるビジュアルは結構いけるんじゃないでしょうか?


視点は変わって上層部(部長とか専務とか)が採用権をもっている場合は少し違います。
何故かそういった立場の人は自分が持ち上げられるのが好きなので真面目で大人しく部下にしたいタイプを採用する傾向があると思います。

最近は経済的にも厳しいのでタクシー代なんて出ませんから"スタジオの近所に引越します" なんていう会話も有効かもしれません。


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余談・・・・・

実話ですが、大きなスタジオには親会社があります。
そのコネみたいな人が来るときがあります。
ある俳優の息子でアメリカ帰りっていう人が研修で来まして
「俺の親父○○だぜ」みたいな話や態度をしていました。
もれなくリリースでした。
コネとか関係ないですよ現場は。


もう一個実話
私が強く採用を希望した研修生がいました。
彼は九州からバイクで北海道まで旅した帰り(しかも高速無し)に東京によって研修をしたのです。


研修後はバイクで帰ると言っていました。

タイヤ交換を2回したのでお金がないと言っていました。
「すげー根性あるし、こういう人材を採るべきだ」と主張したのですが
会社側はしばらくは給料を出せないので上京させるのは厳しい
という理由で不採用になってしましました。
代わりに入って来たのが口だけの残念君でした。
1年たって仕事があわずに辞めて行きました。
結果として会社は無駄金を使った事になりますし
先輩が教えたりした努力や時間も水の泡になったのです。
本当に残念・・。




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2009/09/22

アシスタント時代何を学ぶか?

スタジオに入ると数年間はアシスタントです。

まず忘れてはいけないのは
「エンジニアになる為にアシスタントをしている」という事。

大きなスタジオになるとアシスタントのプロになってしまう事があります。


誰でもアシスタントをやりたくてスタジオ業界に入って来たのではないはずです。
中にはミーハーな理由で業界入りする人もいますが・・・。


エンジニアになりたい。という事はアシスタントを卒業しなければいけません。

2009/03/07

アシスタントエンジニアについて知っておきましょう。その3

アシスタントエンジニアについて第3回。
その1 その2 はもう読んでいただけましたか?


今回からより実践的な事を書いていきます。


アシスタントエンジニアに求める条件は以下のようなものが多いです。


〈一般的なスタジオ、会社の場合〉

1、明るく元気な事
2、気が利く事
3、オペレートが正確・敏速な事
4、身なりが清潔な事
5、子分肌である事(いじられキャラとも言う)




アシスタントはスタジオに所属するサービス業です。

1~4はごく当たり前な条件だと思いますが5に関しては〈そういう場合が多い〉という事になると思いますが、逆に言うとアシスタントいじりをする客が多いとも言えます。

今度は私がアシスタントを経験して必要だと思う条件は以下になります。



〈私が思う必要な条件〉

1、仕事に正確さと自信と哲学がある事

2、"機械を操作している"のではなく"音楽を作っている"という意識がある事
3、空気が読める事
4、スタジオ内の会話を聞いている事
5、自分が出来る事を常にする という意識がある事
6、自分をアピールできる事




どうでしょうか?


一般的な条件は社会人としてごく当たり前な事がほとんどですが
私の条件はそれより一歩突っ込んだ条件になっています。


それぞれ細かい事に関しては後で詳しく書きますが、
アシスタントはスタジオの為+エンジニアになる為に働いているのです。


究極はアシスタントなんてやらなくてもエンジニアになれるのが一番ですがアシスタントを経験しないと学べない事が沢山存在します。

超一流のレコーディング現場はスタジオ以外ではなかなか経験できません。

インディーズ(アマチュア)のレコーディングだけをやってきて「エンジニア」と名乗る事は簡単ですが真のプロのエンジニアは実際に存在しますし、彼らの仕事を見れるのはアシスタント時代なのは言うまでもありません。



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2009/03/05

アシスタントエンジニアについて知っておきましょう。その2

前回その1 でお話したように、アシスタントエンジニアになる前に"アシアシ"と呼ばれるアシスタントエンジニアの下で手伝いをするポジションがあります。

一番多い仕事がセッティングバラシです。

セッティングは2時間も前からせっせと準備するものから歌録りなど15分で出来るものまで沢山あります。
大編成(映画などのサントラ)の場合はセッティング替えなどが出てくるので緊張しっぱなしです。


その頃、特に悩む事があります。
『業界用語と機材の名称』
業界用語はまだわからなくても先輩が教えてくれたりしますが機材の名称だけは知らないと大変な事になります。



■新人時代に頭を悩ませた事例1


・大御所エンジニア:この後仮歌やるからAブースにセッティングしておいてね。

・先輩アシスタント:はい!わかりました。マイク何でもいいですか?


・大御所エンジニア:うん。いいよ。コンプも入れといて。


・先輩アシスタント:おい新人!Aブースに87、立ち上げは卓の空いてる所、76うまってるから78はさんでおいて。

・新人アシアシ:え?ハイ?(挙動不審)



さて、新人アシアシ君はここで何を困っているのでしょうか?


スタジオの機材には47、67、87、76、78、1960 など数字だけで呼ばれるものが沢山あります。

セッティング替えの慌しい中で上手く聞き取れなかったりする事がよくあります。


丁寧に説明すると先輩アシスタントはこう言ったのです。

『仮歌をこのあとサッと録音するから、AブースにノイマンU-87を立てて、SSLの卓の空きチャンネルに立ち上げてインサートにUREIの1176を使いたいけど今空きが無いからUREIの1178のLchをパッチしておいてね。』



大体の機材が略して呼ばれるのでこういう言い方になります。
しかもこれにアルファベットが組み合わさるので覚えるのは難解です。

CL1、33609、414、421、451、49、C12、D12、D112、1073、1066などなど・・・死ぬほどあります。


マイクの・・とかHAのとか言ってくれれば大体の種類はわかりますが型番の略だと・・・大変です。


ここで重要なのは覚えてないものは現場でどうしようもないので分からなかったり、不安があればちゃんと聞く事が重要です。

「すみません上手く聞き取れなかったのでもう一度お願いします」

と言ってメモを取りましょう。

分からない名称があれば「●●って何ですか?」と聞きましょう。
知ったかぶりをすると大変な事故になったり、信頼を失いかねません。


ここで今回のまとめ
"アシアシ時代は分からない事は分からないとはっきり言う"


これ重要です。

トラブルの種は作らないのが一番。
その3 に続く。


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2009/03/04

アシスタントエンジニアについて知っておきましょう。その1 

レコーディングエンジニアになりたい!
そう思って専門学校を卒業し、憧れのスタジオに就職したとします。(実際はちょっと違いますが、就職とします・・。)


と・その前に・・・・最初入るなら大きな箱が良いでしょう。
映画のサントラなどの仕事があるようなスタジオが最良です。
エンジニアとしての基本的な仕事が見れます。